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競馬は虐待という観点からの競馬予想

【新型肺炎】 肺を守る食生活





新型ウイルス対策において心がけるポイントを人体=食物反映の場という観点から考えてみたい。



男性喫煙率
1970年 77.5% 1980年 70.2% 2000年 53.5% (日本たばこ産業株式会社)


この国における平均的な食事の好ましくない姿について語れば面食らう人もいるかもしれない。
1950年と今日とで比較すると、肉類の摂取量で9倍、乳製品では20倍。
脳梗塞は25倍、前立腺がんや肺がんは、それぞれ75倍と44倍になっている。

いかに良い栄養素、飲み水、食物を選択しても、健康の足を引っ張る物に目を向けなければ、その人の健康と長寿に対する努力も虚しいことになりやすい。








あなたの体をかからないでもいい病、病原体のやり放題から守る魔法の処方箋は砂糖と脂肪の過剰摂取をやめる事である。


平成期にどっと増えた肺ガンは喫煙とは関連が薄い腺ガン。



喫煙者の肺ガンリスク: 3~5倍(非喫煙者比)
   ├【扁平上皮ガン】 10倍以上
   └【腺ガン】 2倍程度

肺の地図を見れば、喫煙は肺の上部(気管 肺門(赤部分))にヒットし、戦後大増した末梢部のガンには何か別の物が関与している事が疑われる。それは何か―

細かい末端の血管に生化学的な欠陥を起こす食物とは“脂肪”なのである。動物性脂肪の摂取が肺ガンに繋がる事を示唆する疫学調査が幾つかあがっている。



●動物性脂肪の摂取
https://www.huffingtonpost.jp/robust-health/20_2_b_4800989.html

興味深いことに、喫煙のみならず、動物性脂肪の摂取が肺がんのリスクと関連していました。このことは、20〜30年前の研究で、日本と米国の喫煙率は類似していたのに肺がんの罹患率は米国のほうがはるかに高かったのと一致します。近年の日本で、喫煙率は低下しているのに肺がんの罹患率が増加している理由でもあります。



 

脂肪とは常温で固体の油脂類のこと。
細すぎる毛細血管 [肺 脳 腎臓 その他] の血行を護るためには累積的に人体へ異常を積み上げる脂肪の摂取を回避しなければならない。

 脂肪酸の組成
(%)  飽和脂肪酸 一価不飽和脂肪酸 多価不飽和脂肪酸
 菜種油       6   60   34
 ひまわり油    10   18   72
 オリーブ油    12   80    8
 大豆油      15   26   59
 ショートニング  31   54    9
 マーガリ    33   58    9
 ラード(豚脂)   34   46   10
 牛脂       48   49    4
 バター      58   39    3

1950年⇒2010年 各種がん死亡率
  肝がん 5.3倍   乳がん 8.7倍
  直腸・結腸がん 11.9倍   肺がん 62.4倍




流行中の新型コロナウイルスは上気道(鼻やのど)ばかりでなく下気道(肺の奥)を住処とする事がわかっている。感染症肺炎とは主に肺の末端(肺胞)を中心に病原体が侵入する事で炎症が生じ胸の痛みや呼吸困難の症状を呈する。

感染者約5万6千人を分析したWHOの調査報告で既往症別の危険度1位が循環器疾患(心臓病、脳卒中)だったのは示唆的ではないだろうか。血液循環の悪化を防ぎ改善さえ果たす脱肉食、和食回帰、半日断食に着手し未知の流行病への耐性を磨く事を推奨しておきたい。

   新型コロナウイルス 全体の致死率 3.8%
   ▽循環器の病気がある人 13.2%
   ▽糖尿病 9.2%
   ▽高血圧 8.4%
   ▽慢性の呼吸器の病気 8.0%
   ▽がん 7.6%



画像出典:読売新聞     追加編集3/28

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