いつ凱旋門賞を勝てるのか
凱旋門賞、日本馬ディアドラは8着…仏のソットサスがV 無観客で行われた第99回凱旋門賞(4日パリ・ロンシャン競馬場 芝2400m)に挑戦した日本馬ディアドラ(牝6)は残念ながら見せ場なく11頭中の8着に終わった。 1969年にスピードシンボリが初めて出走して以来、51年に亘り26頭が挑戦して来たこの欧州最高峰のレースに日本馬は一体いつ勝てるのだろうか?答えは"永遠に勝つ事はできない"だと思う。 【高画質】2012 凱旋門賞 【2012年第91回凱旋門賞】 日本の3冠馬オルフェーヴルは前哨戦のフォワ賞を快勝した事もあり1番人気で出走。 スタートが切られると、後方待機策を取るオルフェーヴルはほぼ最後方の17番手を追走。 そして最後の直線を迎えると、他とは明らかに次元の違うスピードで大外を突き抜けて来る栗毛の馬体があった。 オルフェーヴル。先頭に立っていたソレミアを早くも残り300mでかわして、先頭に立つ。瞬時に2馬身、3馬身と引き離した。 以前作成したハイライト画像 勝利は目前だった。ロンシャン競馬場に詰めかけた日本人ファンが万歳しかけたその時、後方から1頭の馬が忍び寄っていた。 一度は抜き去った筈の地元フランス馬・ソレミアが息を吹き返して迫ってきていたのだ。残り50mでオルフェーヴルに並び掛けると、最後は首差かわして1着でゴールした。 オルフェーヴル鞍上のクリストフ・スミヨン騎手 「先頭に立ったときは勝ったと思ったが」 日本中の誰もがそう思い寸手の所でこぼれ落ちた栄冠に呆然と肩を落とした。 優勝馬ソレミア鞍上のオリビエ・ペリエ騎手 「オルフェーヴルは走るのをやめた」 この一見不可解な回顧が語られたのも、無理はないと思う。通常、バテた先行馬を追い込み馬が勢い良く かわし去れば、鞭をふるっても差は開く一方・・・再逆転する事はまずあり得ない。 後続を引き離し続けていたオルフェーヴル(3着とは6馬身差)が騎手の視点から見て"止まった"ように見えた残り300mの実態は、ソレミアが再加速していたのである。 (翌年)2013年凱旋門賞 以前にも紹介しているレース中の“補給”を受けたような馬が異常な番狂わせを生む非人為の現象は毎週のように競馬の世界で起き続けている。 これが真実の神によるものだとすれば、我々がかつてあった日本人の高い品性、環境意識、道義心を失い尽くし欧州人に大幅に劣る退化した無様な精神性を見せつけている限り、凱旋門賞の栄冠は望むべくもないものだと思う。 スミヨン騎手のレース回顧(2019年) 「最後の200mから先は今も、何が起こったか説明がつかない」
(付録:2006年凱旋門賞) 【フランス地元紙】日本人のマナーは子供並み > 今、ホースマン達の間で凱旋門賞について皆口を揃えて、こう呟かれている。 「日本人のマナーは酷すぎる、子供並みだ。」 ・競馬場開門と共に始まったレーシングプログラム(冊子)の争奪戦(転売目的) ・ゴミ散らかし ・パドックでの大声やフラッシュ撮影 ・馬券が外れたとジュースを投げつける行為 などの日本人ファンの奇行が地元ローカルTVで報じられてしまったという。 地元紙「ディープはインパクトを残せなかったが日本のファンは重要なインパクトを残した」 『ジャパニーズ、クレージー』 日本人に批判の声も 修行を放棄させあらゆる残忍&巨悪を歴史上に産み出した偽りの神(西洋神)に日本人が従い続ける限り、今後も凱旋の美酒に与れるとは考えられない。 “楽しみにした時点で負け” という無秩序なぶち壊しが秋競馬を襲わない事を祈るばかりだ。
|
地方競馬予想 | ||
|