禁欲的馬券術 - 神賞必罰 -

競馬は虐待という観点からの競馬予想

不利の影響力2

 

不利の影響力2


前回とは逆に、馬が不利(枠順、前詰まり、出遅れ、コースロス…)に関わらず実力を発揮できる舞台はどこなのかを探ってみたい。
着順に不利の影響がおよびにくいのは馬群が固まって着差が開かない芝・短距離・上級条件の正反対、ダート・中長距離・下級条件という事になると思う。

“ガチガチの軸馬” “この2頭で堅い” そんな見切った勝負をするなら未勝利戦のダート1400m~1800mの様なレース条件が最適になりそうだ。たとえ発馬で2馬身出遅れて、外を回らされても勝ってしまう―そんな馬を発掘できるからだ。

特にダート戦では外枠の不利(コースロス)を打ち消す何らかの要素の存在が推測される。
 
 
※2008~2020年6月 ダート:距離1700m以上 13頭立て以上 9番人気以内

参考情報
コンピ指数88~90の馬の複勝率 2012年~2020年6月 (※頭数14~16頭)
 件数 複勝率  芝      ダート
 未勝利戦  212 78.8% 598 82.1%
 500万下  104 73.1% 341 73.9%

オマケ:新潟千直の謎
新潟直線1000m戦はなぜあからさまな外枠有利なのか?
近年その怪は良く知られ、内枠の馬は買われない傾向に。(依然外枠馬が高勝率)

   
 
新潟芝コースは2001年の改装以来、コーナリングを含めた長い距離でも外枠の複勝率が内枠に劣らない傾向が出ており枠の有利不利を消す何らかの因子が働いていると考えられる。直線だけで走る条件下ではそれが浮き彫りになるのではないだろうか。いずれにせよ新潟千直は馬の能力が枠順だけで覆ってしまうひどく不公正なコースだと思う。

    
※2010年~2020年 新潟競馬場芝・距離1400m~2200m 13頭立て以上

関連記事: 不利の影響力

にほんブログ村 競馬ブログへ

 

 地方競馬予想

 

≪第27回 マイルグランプリ SII
 
 2020/7/29 大井第11競走 発走20:10
 
【△】01センチュリオン   コンピ8位
8歳馬。まだ終わったとは言えず叩いた後も警戒したい。
【▲】02コパノジャッキー  コンピ1位 75
3連勝。大崩れもなさそうで時計をどれだけ詰められるか。
【△】03カジノフォンテン  コンピ2位 70
前走好時計。斤量的には後退しまだ信頼し切れず。
【△】06ワークアンドラブ  コンピ5位
持ち時計上位。やや全盛期の勢いがないのを感じる。58kg。
【▲】07グレンツェント   コンピ3位 67
この2戦が好時計。ここもそれなりに走りそう。
【△】08トロヴァオ     コンピ9位
前走が走り過ぎな気もする。向上が確かなら。
【▲】09ミューチャリー   コンピ6位
川崎記念(4着)は惜しい競馬。今後注視したい4歳馬。
【△】10ヒカリオーソ    コンピ4位
3走前は中央馬を破る快走。叩いて本調子を取り戻して行きたい。
【△】11リッカルド     コンピ7位
9歳の今年も元気。中堅の走りを期待。
 
グレンツェント ミューチャリー
△コパノジャッキー カジノフォンテン リッカルド センチュリオン
ワイド ◎-◎ ◎-△ (9点)
コンピ指数標準偏差 11.2 上位陣中心の混戦